年齢を重ねていくにつれ、簡単便利な世の中になるにつれ、幼かったあのときの 昭かな和があった、昭和の時代のときのことを私は、近年、よく振り返ることが多々あり、また日々の人との出逢いからも人間性について考える機会が多くあり、それが私の中で克服すべき課題の一つでもあります。
その中で、ニーチェの言葉が私の心に響きます。
人間性とは何か、そして他者との関わり方について、彼の言葉を通じて考えてみたいと思います。
あなたにとってもっとも人間的なこと。
それは、誰にも恥ずかしい思いをさせないことである。
フリードリッヒ・ニーチェ(哲学者)
そうですね
ニーチェのこの言葉は、他者との関わり方や行動において人間性を表す重要性を示しています。
私たちは誰かに恥ずかしい思いをさせることなく、他者との関係を築くことができる限り、より人間的な存在となるのだと思います。
佛教的に言えば、六道、十界などがあり、そのとき、そのとき、一瞬一瞬、今いる次元、世界を行き来しており、ふっと意識をなくすと人間界から落ちてしまい、競い争いの騒がしい世界に落ちてしまうことがたたあります。 佛教的に言えば、人間界の上は、天界 です。
さらにその上の次元では、「声聞界、縁覚界、菩薩界、佛界」というのがるといわれています。
私は常に人にも話していることですが、今私たちが見聞きして認識している3次元の物質的な世界を、認識しているということは、すでにこの地上にいる生物は、4次元にいるということであり、4次元にいないと3次元の物質的なモノすら認識できないのであるから、さらにその上を目指すとなると、5次元以上となるわけです。
そして佛教的な世界から見れば
「声を聞き分け、ご縁から覚え、菩薩様のように
だれにでも優しく、おだやかに、微笑み、佛様のように」とも言いかえて解釈することもできるかと思っています。
思考は、無限ですからね。
どう思い考えて、より良く変化していくか。
もう毎日、毎日精進の日々です。
そうは言っても、私たちは、意識を失い無くすと
無意識に、ついつい感情に支配されて、感情に左右されて、気分と雰囲気でクラス、動物さんのクラスになりがちです。
無意識でいると、無条件で動物さんのクラスに移動してしまうので、シッカリ意識して、認識できたら、人間さんのクラスに、意識的にクラス替えして、日々、認知する作業を行い、人の道を歩んでいかなければならないのだと思っております。
もうこの世界では、 自分、個人レベルが経験して体験できることは限りがあり、知らないことばかりですから、様々な人から優しく教わり学ばせて頂いております。 そして、この世界は、強く意識すれば、だれもが不完全であり、相互依存であり、相互に支え支援して応援してくれていたりもしますね。 本当感謝するばかりです。
また誰かが、私の言動や行動によって傷つくことを避けるために、できる限りの配慮を持って接することも心がけています。
他者の尊厳や感情を尊重することが、人間性を表す大切な要素ですし、他者との関わり方は、写し鏡 というのもあるように、私たちの魂の鏡であり、その鏡に映る姿、八百万の神様たち を大切にすることが大切だと思っております。
このように、ニーチェの言葉を通じて、人間性とは何かについて深く考えさせられます。
私はこれからも、他者との関わり方や行動において、今どんな立場であろうとも、性別、年齢、地位や立場、何かの団体・組織などは一切関係なく、その人、個人個人の心、士の心・志を見て、人間性を大切にして日々様々なことに取り組んで、もっと生き活きとしたいと思っている一人であります。
では、みなさんも他者との関わりを大切にし、より人間的な存在となり、人の道をしっかりと踏みしめて、明るく元気に顔晴って参りましょう。
それでは、本日も新たな発見とヒラメキある日々をお過ごしください。